スズキです。
今年一番のビッグニュースが入ってきました。
せどり業界で言うとコロナウイルス以上の激震です。
なんと、モノレートが6月末で閉鎖します
※お知らせの内容
理由としてはAmazonの規約に反するといった内容です。
実はアメリカ版モノレート(モノレートUS)がすでにコッソリ以前から閉鎖されていることや、
数か月前からどうにもモノレートのデータが上手く拾えていないといった不具合が多かったのでもしかしたらなくなるんじゃね??
と思っていました。
そこでこのお知らせなので、
ああ・・・やっぱりな
と言った感想です。
ちなみにモノレートの代用としてはKeepaが最有力になります。
ただし有料版15ユーロ(月約2000円)に登録しないと肝心のランキンググラフが出ません。
なので今のうちに有料にはなりますが登録しておきましょう!
実はランキンググラフ自体はもともとKeepaの方が優秀です。
なので慣れると使い勝手はよく色んな分析に使えます。
見方を一応書いておくと、売れ筋ランキングのグラフ(緑色)が上下しているのが売れているということです。
理屈はモノレートと同じですね。
Amazonでは売れるとランキングがあがりますし、売れなかったらランキングが下がります。
頻繁に上下しているということは売れたり売れなかったりを繰り返してランキングが上下しているということです。
上下運動が多い方が売れた回数が多いということです。
また高ランキングでずっと小刻みに上下している場合はめちゃくちゃ売れているということになります。
逆に全く上下せずにランキングが横一線になっているときは全く売れていないということになります。
なので基本モノレートと同じです。
他にもいろんな情報がいっぺんに表示されているので見にくいようでしたら「売れ筋ランキング」の文字をクリックするとランキンググラフだけが表示されてスッキリします。
ここは色々試してみてください。
大事なのは価格の推移(今の販売価格で本当に売れるのか?)と売れ筋ランキンググラフの上下です。
ただしモノレートと違って不便な点としては
3ヶ月で〇個、1ヶ月で〇個と言ったように売れた個数が表示されない
目安の手取り金額も表示されない
といったパッと見た感じの不便さはぬぐえません。
また一番の問題は
検索ツールでバーコードを読む
↓
モノレートに飛ぶ
という息を吸って吐くようなせどりの動作が出来なくなります。
なので店舗せどらーはしばらくは面倒を強いられるでしょう。
ちなみにせどらーご用達のツールである、
「プライスター」は検索時の表示設定をKeepaのグラフに変更できます
「せどりすとプレミアム」はアプリからKeepaに飛べるように実装されています
どっちも有料ですが、アプリを入れている人は上手く活用しましょう!
※プライスター検索画面にKeepaを表示した様子
緑のランキンググラフが激しく上下している様子で沢山売れていることがわかる。
恐らくそのうち各検索アプリごとにKeepaに飛ぶように実装されると思われます。
それにしてもあくまでも
せどりの業界自体が「モノレート」ありきで動いていた
のでそれが無くなるといったことが相当な激震には違いありません。
お世話になっていない人は恐らく皆無だと思います。
ここは感謝の気持ちを持って終了の時を迎えましょう。
ちなみに基本の対策はKeepaを代替えツールとして使うということで問題ないと思います。
ですが、せっかくなのでこの機会にもう少しスキルアップしておきましょう。
具体的には
カテゴリーごとの売れるランキングを頭に入れておきましょう!
家電なら10万位まで
ゲームなら1万位まで
みたいな感じです。
ぶっちゃけゲームとかランキング3000位とかなら売れ行き確認する必要一切ないです。
家電ランキング100位とか飛ぶように売れます。
それこそ月に数百個単位で売れます。
ちなみに私が売っていた中国輸入のボイスレコーダーは家電ランキング100位くらいで月に3000個売れました。
実は大昔のせどりはモノレート自体が無かったので、ランキングを見て売れるかどうかの判断をしていました。
今でも大半の商品はランキング見たら大体売れるかどうかくらいはわかります。
ほかにも目安があって、
Amazonのレビューの数です。
全く売れそうにない商品はいつだってレビューがほとんどありません。
レビュー0個の商品なんかは基本仕入れてはダメです。
レビューが数十個とか数百個とかあればランキング気にしなくても需要があります。
少し想像したらわかりますよね??
他にも気を付けてみておきたいのが
「販売時期」です。
これはゲーム機などは古ければ古いほどプレミアになりがちですが、家電などは次々と新商品がでますので販売時期が古すぎると逆に売れなくなります。
同じような価格でも新しく出た商品の方が売れ行きもよくなります。
なのでパット見て利益が取れそうだと思っても、新しく出た商品がより高性能で価格も安かったらその商品は売れる可能性は低そうだ・・・
といったことが予想されます。
販売時期が古すぎる商品は売れ行きがそもそも悪いということは理解しておきましょう。
もちろんそんな事はKeepaでランキンググラフ見ればわかりますが、
手間なのでそれくらいの予想はいちいち見なくてもつくように今のうちに訓練しておくといいでしょう。
いずれにせよ便利すぎるツールが無くなるので不便にはなります。
ですがせどりが出来なくはないですし、
もともと以前はモノレートが無い状態から皆さんせどりをスタートしています。
それこそガラケーの時代からせどりはありますので大丈夫です。
しっかりと知識と根拠を持ってこれからも仕入れをしていきましょう!
※ちなみにモノレートの下位互換サイトとして有名な「DELTA tracer」ですが、サーバーの調子が悪いのかアクセスできたりできなかったりします。
使用ができるようでしたら見方はモノレートとほぼ一緒なので積極的に使っていくといいでしょう。
ただしDELTAの欠点としては売れた個数のデータが拾い切れていないという欠点があります。
月に恐らく数百~数千個売れているであろう任天堂Switchの売れた個数が30個とかたまに謎の表示がされます。
その際は実際のランキングやグラフの上下運動と併せて総合的に判断しましょう。
ちなみにDELTAはメアドを登録しないと売れた個数が表示されませんので忘れずにメアド登録しましょう。
ではでは!!
※動画版の解説はこちらから