せどり初心者はAmazon(他メルカリなど)で販売するのが基本です【メリットやデメリットの話】

初心者の方がせどりを始めるにあたって,どこで販売したらいいかわからないという疑問にお答えします。
Amazonやメルカリなどのプラットフォームの違いがわかる。
Amazonで販売する際の具体的なメリットやデメリットがわかる。
メルカリで販売するメリットやデメリットがわかる。
ヤフオクで販売するメリットやデメリットがわかる。
その他のサイトで販売するメリットやデメリットがわかる。
初心者が副業で【せどり・転売】を始める前に知っておくべきこと7つのこと
目次
ぶっちゃけせどりで売る人はほとんどAmazonをつかっています


せどりでAmazonを使うメリットとは?
結論から言うと
せどり=Amazonで売る
というのが一般的です。
なので基本はAmazonで売ります。
最近はメルカリ販売専門の方もいますので後述します。
Amazonで販売するメリットは以下の通り
②FBAが副業には最適化されている
③カタログ作成などの手間がない
④販売用のサイトが使いやすい
⑤なんだかんだAmazonが一番高く売れる
これに尽きます。
多分パッとみてなるほど!って思った人も多いと思いますが解説します。
①圧倒的に売れる(客が多い)
これはAmazonの利用者が世界的に他を圧倒していることに尽きます。
Amazonと楽天が日本では2大ECモールですが、最近はAmazon一強と言ってもいいほど利用者が多いです。
そのため売れるスピードがAmazonで販売した方が圧倒的に早いってことです。
当然資金の回収も早くなります。
私も楽天でも同じ商品を販売したりもしていますが、やはりAmazonが圧倒的に売れる個数が多いです。
②FBAが副業には最適化されている
FBAとはフルフィルメントbyAmazonの略で、Amazonのサービスの1つになります。
簡単に言うとAmazonの倉庫に自分の商品を送るとあとは勝手に24時間Amazonが売れたら発送してくれて入金も返品やクレーム対応もやってくれるというサービスです。
自宅でお客さんに1個1個梱包や発送していたら副業の人は仕事になりませんよね?
そう言った問題を全て解決してくれるのがAmazonFBAということです。
これが副業せどりに完全に最適化されていますので、使わない理由がないほどです。
せどりが爆発的に認知されて増えた背景にはAmazonFBAの存在があります。

※ただし、Amazon倉庫に発送するための商品登録は面倒くさいです。
せどりでAmazonを使うデメリットとは?
はっきり言ってデメリットを大きく上回るメリットがありますので、使わない方がおかしいくらいですが一応デメリットもお伝えします。
せどりでAmazonを使うデメリット
②月会費制
③Amazonのルールに縛られる
①手数料が結構取られる
これは他の販売サイトでも同様ですが、Amazonで販売した場合は売り上げの10%〜20%がAmazonに手数料として支払わないといけません。
メルカリの10%に比べると結構高いです。
また商品のカテゴリーごとに手数料が変わりますので注意が必要です。
②月会費制
FBAの制度を使おうと思ったら【Amazon大口出品契約】というものを結ぶ必要があります。
FBAが使えて便利ですが、何も売らなくても毎月5000円ほど取られますので注意しましょう。
メルカリみたいにアカウント作っているだけなら、1円も取られないという訳ではありません。
③Amazonのルールに縛られる
Amazon上で販売するに当たってAmazonの規約・ルールは遵守する必要があります。
Amazonは多くの利用者がいる反面、ルールにも厳しいですので必ず守りましょう。
少しでもルール違反をするとアカウント停止などのペナルティもあります。
またAmazonは顧客第一主義を掲げていますので、購入者は1月以内なら好きに返品ができます。
そのとばっちりもたまに受ける場合がありますので、そこはデメリットになります。
初心者がAmazonで販売するときに気をつけること
続いて初心者がAmazonで販売するときに気をつけること。
先ほどデメリットのところにも書きましたが、
①手数料や月額料金が取られる
②Amazonのルールを守らないといけない
この他に、送料や保管料が結構かかることを忘れてはいけないというのがあります。
FBAが便利すぎてうっかり忘れがちですが、FBAの倉庫に送るための送料とFBAにいつまでも売れなかった場合は在庫保管料がかかります。
割と忘れがちでいつのまにかお金が減っていたということになりますので覚えておきましょう。
他にも仕入れた商品が出品できないという【メーカー販売規制】というものもあります。
大手メーカー品によっては、実績のない販売者や納品書などを提出していない販売者がそのメーカーの商品(SONY商品)などを出品できないということもよくあります。
出品規制の件は別記事で詳しく解説します。
Amazonの出品制限されてるか確認するのがいちいち面倒臭いので、まとめて全部解除しました。
— スズキ (@suzuki_naniwa) December 23, 2019
あとBoseが出品解除出来るならどなたかやり方教えて欲しいです。 pic.twitter.com/FuM606qkKD
また細かいところは
初心者が副業で【せどり・転売】を始める前に知っておくべきこと7つのこと
の記事の「リスクの話」に記載していますので目を通しておいてください。
せどらーが楽天やYahoo!ショップを使わない理由
Amazon以外に日本では楽天やYahoo!ショップ(今のPayPayモール)も日本では大きなECサイトです。
実はこちらを専門に販売するせどらーはほぼいません。
せどらー達が楽天やYahoo!を使わない理由は
②楽天は出店するだけで数十万円かかる
③どちらも出店審査がとても厳しい
④商品販売には自分で全てカタログ作成する必要あり
要するに初心者が楽天やYahoo!に出品するのは無理ゲーです。
まず出品の審査が通らない・もしくは出店の申請が異常に面倒臭いです。
楽天の場合は副業では無理ゲーなほど初期費用がかかります。
そして一番のネックになるので「自分で商品1個1個のカタログを作る必要がある」ということ。
Amazonの場合はSONYの商品を売りたい場合は、すでに存在しているSONY商品のカタログに出品すればいいですが、楽天やYahoo!の場合はそれができません。
自分でカタログを作ってそこに販売するという形式しかとれません。
せどりには絶望的な作業と手間ですのでそもそもせどり用のサイトではありません。
【超初心者向け】せどりでメルカリを使う


月5万円の副収入を目指すライトなスタイルの【メルカリせどり】
結論からいうと「メルカリアカウントも必ず作っておきましょう!」
メルカリ自体がほぼ一般に普及されている現在、Amazonほどではないですがメルカリでもよく物が売れます。
特にユーズド品といういわゆる中古品の販売市場としては最大といってもいいかもしれません。
そう言った事情から販売手数料しか経費がかからない【メルカリを使ったせどり】も普及してきました。(※自分の売上金を口座振込してもらう時に少し手数料があります)
もちろん大量に仕入れて大量に販売する場合はAmazonでやるべきでしょうが、身の回りの不用品を売ったり、お小遣い稼ぎ程度ならば経費のかからないメルカリでやる人が多いのが現状です。
またAmazonで販売を始めたけど「メーカーの出品制限」があり、販売できない商品をメルカリに回したりすることも初心者にはよくあることです。
Amazonメインの人も仕入れにも出品にも使えるメルカリアカウントは1つ作っておくべきです。
せどりでメルカリを使うメリットとデメリットとは?
メルカリを使うメリットとデメリットをまとめておきます。
メルカリを使うメリット
②固定費がかからない
③入金が早い
①誰でも使える使いやすさ
おそらくこれを読んでいる人もメルカリを使ったことがある人が多いと思います。
年々改良されていて使い安くなっていますよね?
スマホで写真を数枚とって、あとはメルカリのテンプレートに従って入力すれば誰でも出品できます。
アカウント作成もその場ですぐに出来て、1分後には出品できます。
ちなみにヤフオクなどの場合はアカウントを作るのに本人確認の書類を受け取ったりする必要があり、出品までの手続きが面倒です。
さらに忘れてはいけないのが「メルペイ」の存在です。
売り上げ金をメルペイで普段の買い物の支払いに使えたり、メルカリ内での買い物にも使えます。
現金化しなくてもすぐに使えるのがメリットです。
②固定費がかからない
これはメルカリ最大のメリットではないでしょうか?
Amazonのように固定での手数料が一切かかりません。
販売手数料10%と売上金の振込手数料だけです。
しかもメルペイで使えば振込手数料もいりません。
③入金が早い
Amazonだと売上金が振り込まれるのが2週間に1回ですが、メルカリなら申請すれば約1週間ほどで振り込まれます。
またメルペイで使う場合はそもそも入金すら必要ないの、そう言った意味では換金スピードは最速だと言えます。
ちなみに楽天だと売り上げが手元に振り込まれるまで1ヶ月以上かかります。
資金繰りという点で考えるととても有利です。
次にメルカリを使うデメリットについて
メルカリを使うデメリット
②複数個ある商品でも1つ1つ出品作業が必要
③購入者とのやり取りがとても面倒(価格交渉や質問が面倒)
④商品は自分で全て発送することが必要
メルカリで月商1000万とか聞いたことないし、年商億とか聞いたことがない。
— スズキ (@suzuki_naniwa) February 8, 2019
Amazonは月商1000万とか年商億とか普通にある。
わかりやすく言えばフリーマーケットで出品するのと店舗を構えるという違い。
フリーマーケットだけに出品することで生計立ててお金持ちになろうというのは土台無理がある。
初心者がメルカリ販売をする時に気をつけること
メルカリはとても簡単ですが、初心者は気をつけないといけない点がいくつかあります。
気をつけるポイント
②自分で納期までに発送する必要がある
③入金までを自分で管理する
①購入者とやり取りが発生する
メルカリはあくまで個人が不要物を個人に販売するというサイトです。
なので個人同士のやり取りになりますので、普通に値引き交渉やいろんな質問をされます。
正直これが一番面倒臭くて嫌になる人もおおいです。
ですが、それを丁寧にすることで売れ行きにも影響します。
②自分で納期までに発送する必要がある
AmazonFBAのようにAmazonが代わりに購入者に発送はしてくれません。
自分で丁寧に梱包して発送しないとクレームの元にもなります。
ダンボールも綺麗なもの(できれば無地の新品)を用意して商品を詰めましょう。
いい評価をもらわないと売れ行きに影響します。
③入金までを自分で管理する
こちらも同様で、購入者があなたを評価してはじめて正式に売り上げになります。
自分が商品を発送して数日が経過するのに購入者が評価をつけてくれない行ったケースがあります。
その場合は売り上げが入ってきませんので、購入者に催促の連絡が必要です。
このあたりのやり取りが面倒だったりします。
【中級者以上向け】せどりでヤフオクで売る


仕入れにも結構使えますよ。
よく知らない人のために「ヤフオク」とは?【何でも売れる凄いサイト】
ヤフオクとは過去「ヤフーオークション」と呼ばれていたいわゆるオークションサイトです。
ひと昔前は個人が私物をネットで売買するのにはヤフオクを使うくらいしかありませんでした。
なので古参のせどらーや物販上級者はほぼ全員仕入れにも販売にもヤフオクを使ってきたと思います。
オークション形式(今は定額販売もある)なので基本は一番高く入札した人が購入することができます。
自分の手持ちの商品を高く売りたい場合はオークションで競わせて売るとどんな値段がつくのかドキドキします。
ただ最近はネットで相場が簡単にわかってしまうので、オークションに出さなくてもメルカリなどで価格設定をして売る方が一般的です。
ちなみにヤフオクの一番すごいところは何だと思いますか?
それは「何でも売れる」ってことです。
私の友人は兼業農家ですが、ヤフオクで「車」や「トラクター」を売買しているツワモノです。
大きさや金額は関係なく何でも出品できるのがヤフオクの最大の特徴です。
https://twitter.com/suzuki_naniwa/status/1230010511707607040?s=20
ヤフオクはコレクター向け!せどりでヤフオクを使うメリットとは?
ではヤフオクをわざわざ使うメリットは何でしょうか?
結論から言うとヤフオクはコレクター向きのサイトです。
うまく活用すると実はとても便利です。
ヤフオクを活用する例
②価値のわからないものが意外と高く売れる
③希少な限定品やコレクター商品を売るのに向いている
①Amazonにカタログがない商品が売れる
Amazonはいろんな商品を売っていますが、何でもかんでも売っているわけではありません。
古い商品や市場に出回っている個数が少ない商品などはそもそもAmazonで販売していない(品切れして入荷もしない)ケースが多いです。
Amazonで販売していない商品は自分でカタログ作成をしないといけません。
そもそも新規登録は検索に引っかからないケースが多く売るのが非常に難しいです。(ちょっとこの辺は上級者向けの話になります)
結論から言うとヤフオクなら簡単な出品登録だけしておけば誰かが見てくれます。
ですのでAmazonで新規に登録するよりも売れやすかったりします。
②価値のわからないものが意外と高く売れる
私も結構経験がありますが、過去に「不二家のペコちゃん」のアンティーク時計を実家で入手した時に、Amazonやメルカリで販売した記録がなく相場がわかりませんでした。
その際、ヤフオクでオークション形式で出品したところ何と30000円近くで落札されました。
ペコちゃんコレクターが買ってくれたようです。
そのお金で実家の親に焼肉をご馳走しました。
③希少な限定品やコレクター商品を売るのに向いている
先ほどの例のように価値がよくわからないものでも意外と高く売れることがヤフオクではあります。
牛乳瓶のフタを集めているコレクターにとっては「珍しいフタ」には高い価値があります。
またアンティークの家具を探している人には家具を売ることもできます。
クラシックカーが欲しい人はヤフオクでクラシックカーを探したりします。
希少価値が高ければ高いほどメルカリなどのカジュアルなサイトではなくヤフオクで販売するようにしましょう。
こう言ったことからヤフオクは「初心者のせどり」向きではなく中級者以上向きになります。
実はめちゃくちゃ使いやすくなったヤフオク
ヤフオクですが、以前は購入者と直接メッセージのやり取りをして振込の確認をして自分で梱包して発送して、届いたら評価をお願いしてと・・・
たくさんのやることがありました。
ですが、今は【簡単取引】というものがありメッセージのやり取りもなく、登録してる口座にお金が振り込まれ、発送だけすればいいと言うとても簡単なものに変わりました。
オークションで購入者が自分で値段を入力しますので値下げ交渉のやり取りに煩わされることもありません。
またTポイントやPayPayポイントも今は使えますので余ったポイントで支払いもできます。
売る側も買う側もとても便利なので併用して活用するといいでしょう。

せどりで使うその他の販売プラットフォーム


ラクマ【販売手数料3.5%の楽天版メルカリ】
「ラクマ」はメルカリを使っている人はご存知だと思います。
楽天が運営するフリマアプリで、使い勝手や画面の見方などはほとんどメルカリと同じです。
大きく違うのは
①販売手数料が3.5%ととても安い(2020年2月時点)
②楽天ポイントで購入が可能
この2点です。
販売手数料がメルカリの半分以下なのはとても大きなメリットです。
10000円売れば手取り9000円のメルカリに対し、
10000円売れば手取り9650円もらえるのがラクマです。
650円も差がでています。
これはユーザー数が圧倒的にメルカリが多いため、利用者を獲得のために今は楽天側が手数料を安く抑えていると言うことです。
早く売りたいならメルカリの方が早いですが、手取りを多くもらいたい場合はラクマがいいでしょう。
Yahoo!が運営するPayPayフリマ【手数料最安の3%】
2020年2月現在で一番勢いが出ているのがPayPayフリマです。
いわゆるYahoo!版のメルカリです。
販売手数料は最安の3%です(2020年2月時点)
また購入する場合も多くのキャンペーンでPayPayポイントのバックがあったりとお得に利用することができます。
Yahoo!グループの豊富な資金力をバックに様々なキャッシュバックのキャンペーンがありますので上手く活用しましょう。
ちなみ仕入れで使うにはまだライバルが少なく個人的には「アツいサイト」と言えます。
買取サイト
いわゆる中華系の買取サイトになります。

では、最後にまとめに入ります。
まとめ
②Amazonアカウントを持っていない人はまずメルカリで練習するのもあり
③楽天やYahoo!でせどりは無理ゲー
④中級者以上はヤフオクも活用しよう
⑤ラクマやPayPayフリマは販売手数料が安い
⑥買取サイトは依存しないようにしましょう
まだAmazonやメルカリのアカウントがない場合は作成するところからスタートしましょう。
そして身の回りも不要なものから売るようにしていくといいでしょう。
仕入れに1円もかからず販売の練習になります。
Amazon・メルカリ・ヤフオクなど上手くそれぞれのプラットフォームを活用して行きましょう!
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また、これからせどりを始めたい、スズキに指導してもらいたいって思った人はまずはこちらの記事を読んでおくことをおすすめします。
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その上で検討してからご連絡ください。
副業を始める、コンサルを受けるとなると非常に大きな話ですからね